今日は友達と、おいしい紅茶のお店でお茶してきました。北大18条門近くの、ログハウスみたいでかわいいお店です。
 なんかずっとおしゃべりしてしまいました。こういう時間がとても好きです。
 
 紅茶をポットからカップに注ぐとき、茶葉が入らないようにするための茶漉しを使うのを忘れて、カップに多少お茶っ葉が入ってしまったのですが、茶柱が立っていたので良いこととしました。

* * * * *

 私のポスターの前で足を止めてくれたアロハシャツなおじさんは、じっと読んでくれていました。学会の参加者は首から参加証を提げているのですが、学会員、招待者、シンポジウム発表者…と、いろいろなステータスごとに違う色のリボンがつき、偉い先生とかだとリボンで参加証がぴろぴろ長くなってしまう人もいたのですが、そのおじさんも色々なステータスをお持ちのようでした。
 読んでいる最中だから声掛けようか、読み終わるの待とうか、どきどきしながら迷い、ちょっとだけ待つことに。
 おじさんがちらっと私の方を振り向いたので、「説明しましょうか?」と申し出ると「おねがい」と言ってくださったのでいろいろ説明して差し上げ、質問もしてくださいました。

 そんなわけで出だしはまあまあだったのですが、南の島での学会の最終日、気持ちよく晴れたお昼、確かに人通りが少ない気もしました。でも私の発表場所は外だったのでまだよかったのかもしれません。

 一時間ばかりポスターの前に立ち、説明をした後、食事代わりにちょっと会場の外に出てアイスクリームを買ってきて、海を見ながら食べてました。ハワイ名産、コナコーヒーのアイスクリーム、やや酸味がありましたがおいしかったです。

63558829.jpg

 気合を入れてスーツだったのですが、暑かったですね。周りのポスター発表者は確かに決めている人もいたのですが、Tシャツにハーフパンツにキャップをかぶりリュックサックを背負いスニーカー、という、地元の高校生かと突っ込みたくなる格好の人もいました。うちの教授のように毎日アロハシャツ、発表もアロハシャツ、足元は靴下を履いているのに便所サンダルという人も大勢いましたけど。

 次の発表時間までちょっと時間があったのですが、他の人の発表を見たり、庭を歩いたり海を見ながらぼーっとしたり、ひとりでのんびり過ごしました。
 が、いくら歩き回っても先輩と教授には会いませんでした。その時は、会場も広いし、特に気にはしていなかったのですが…。

 そして二回目の発表時間がやってきました。だんだん夕暮れせまる時間です。
 足を止めて質問してくれる人に色々説明をしている間、私のポスターのそばにあったロッキングチェア(庭が一望できる)が、あまりに激しく揺れているのが目に入り、ちょっと気になって、説明し終えた後、その椅子をよく見ると、うちの教授の後ろ頭が見えました。