後輩の結婚式にはいけませんでした。が、きっと幸せで良いパーティになったことだと思います。おめでとう。遠くからお祝いしております。

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 今日は職場に実習生が来ていました。なにごともなく実習を終え、帰りの電車を待っているときのこと、その事件は起きました。

 電車を乗り過ごし、ホームには私たち二人と、ベンチに座った酒臭いおじいちゃんが一人だけ。と、おじいちゃんが立ち上がってこちらに向かって歩き出したかと思うと、急によろけて、ものすごい勢いでバタンと倒れたのです。ドカン、という音とともに、頭から。
 一瞬状況判断ができずにフリーズしてしまったのですが、すぐに急いで駆け寄り、声をかけても反応がない…

 正直、ものすごくびっくりしたのですが(最初の10秒くらい自発呼吸してなかった…!)、今考えると不思議なくらい落ち着いて色々対処していた気がします。幸い救急車もすぐ来てくれて、その頃にはおじいちゃんの意識も戻っていたので、無事身元がわかってうちに帰れればいいなぁと思います。
 あとで実習生に「冷静でしたね」と言われましたが、これが身内だったらどうだったかしら、と思います。少なくとも、初めて経験するエマージェンシーが身内だったら、やっぱりすごく慌てるんじゃないかと。そういう意味ではいい経験を出来たのかもしれません。なるべくならもう経験したくないですが…。

 ちなみに小さい駅なので、その時間帯は駅員さんが一人しかいないらしく、改札を開けっ放しにして駆けつけてくれました。ご苦労様です、と言われたけどいやいや、むしろそちらこそご苦労様です。。。という気分でいっぱいです。当たり前のこととしてやっているのかもしれないけど、ありがたいことです。

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 あと、救急救命士のみなさんの手際やチームワークがすごくよくて惚れそうでした。私が中学生くらいまでにこの光景を見ていたら、間違いなくそっちの道に進んでいたに違いないと思いました。
 このことを、スパゲティを茹でながら同僚にメールで報告していたら、思いのほか時間がかかってしまったようで、茹ですぎてしまいました。うどんのようになりました。