コーヒーゼリー食べて幸せです。
でも先輩がグレープフルーツ味のピンキーの中からなぜかピンクのハートのピンキーを獲得していたのを見て、ちょっとうらやましかったです。
卒論終わったのにやることはいっぱい、なんででしょう。
充実してます。呆けてる暇はありません。

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 さて、1リットル位のシェイクを前にして、まず飲みきるのは無理と即断し、飲めるだけ飲んであとは周りの皆さんにあげる、ということにしました。他に選択肢は思いつきませんでした。味は良かったです。200mlくらい飲んだらもうおなかいっぱいになってしまいましたけれども。途中でウェイターのお兄さんがやってきて、再び「それだけでいいの?」と聞くので、「もう十分」とお伝えしました。甘いものは好きなんですけれどね。
 やがてお店の中で夕暮れを迎えると、近くの大樹にムクドリ似の鳥がどんどん集まり始め、みんなしてきゃーきゃー鳴くので、まるで木が鳴いてるかというほどに…。うちの教授は「今日あったいろんなことを話してるのかなあ」と言っていましたが、友人の先生は「夜だ夜だって言ってるだけだよ」とのことでした。動物たちも、(少なくとも信号として、)言葉の使い分けはしているので、いろいろ想像してしまいます。

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お店の中から。

 道すがらお店に入ったりもしました。研究室のエジプトからの留学生の一人が、私が学会に行く前に、「お土産がほしい」と言うので、「何がいい?」と聞くと、「アメリカの車が、欲しい(ここは日本語で)」と言うので、「でかすぎる」と諫めたのですが、サーフボードを背負った真っ赤なスポーツカーのミニカーを見つけたので、迷わず買いました。
 さて、日も沈み、あの運転手さんが自信たっぷりに「6時33分のバスが最後だ」と叫んでいたので、その最後のバスを待ったのですが、なかなか来ません。Kさんが調べてくると、6時40分が最後、とのこと。豪快にして微妙な間違い方をするものです。結局バスが来たのは7時近くでした。
 それから1時間もたたないうちに中継地点で降りたのですが、観光地なのにお店はほとんど閉まって真っ暗。みんな良い子みたいです。確かに昼間天気が良いから家族で健康的に屋外で楽しんだら、夜はまったり団欒したくなるんでしょう。
こうして無事、宿泊している町、キヘイに戻ってきました。

 この日、滞在3日目にして、ようやくシャワーの温度調節が出来るようになりました。偶然でした。

 夜、先生と先輩がなにやらお話をしていました。
 話の内容は、どうやら先輩が初日に起こした車の自損事故のことのようです。
 とりあえず、レンタカー会社に一度出かけねばならないようで、その時に状況を説明するためにも、一度現場検証することになりました。

というわけで、次の日は先輩が一人看板と戦い相討ちになったその現場へ向かいます。