会場のロビーで、うちの教授と日本人の先生が話をしていました。邪魔をしないように、と遠巻きに見ていたら、突然手招きをされました。そこで近づいてみると、「午後から出かけるぞ」とのこと。
 どうやらその先生とうちの教授は元同僚で、久しぶりに対面したところその先生が午後から遊びに行くので一緒に行かない?ということになった模様。

そんなわけで学会二日目、初めてマウイ島内のお出かけです。
その先生と博士課程の学生さん、我々3人あわせて5人です。

 まずはお昼ご飯をみんなでハンバーガーショップにて食べました。マウイの建物、ホテルなんかでも多いのですが、屋根と柱はあるけど壁が無い造りになっていて、風が気持ちいいうえ鳥もたくさん入ってきます。足元にやってくる小さい鳩(朝、車で轢きそうになったのですが彼は飛ばずにすごい速さで首振りながら走って逃げた)やヒワにパンを投げたり、その初めて会った先生と学生さん(以下Kさん)といろんな話をしながら食事をしました。

そして市営バスに乗り込み、島を海沿いに北上して、歴史ある町、ラハイナへ向かいます。

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バスから。たぶん対岸に見えるのが今までいたところ。

 乗ったバスの運転手さんがサングラスをかけた口ひげソフトマッチョな良くしゃべるおじさんで、私の分かる範囲で
・バスの運転を始めて20数年
・ハワイに来たのは18のとき
・俺はハワイを愛している
・ラハイナを出るなら6時33分のバスが最終だ、あとはタクシーしかないから気をつけな
というようなことをしゃべりつづけていました。
 バスに乗ること30分以上、しかもおじさんの面白いトークがついて3ドル。安いかも。

 ちなみにマウイの渋滞は午後3時くらいから始まるそうです。
 それってつまり仕事終わるのそのくらいなんだよね、とKさんが言っていました。
 んー、ちょっとうらやましいです。

 バスを降りましたが、ラハイナへは乗り継がないと行けません。
 というわけでさらにバスで30分ほど海沿いをぐるっと走ります。もう北なんだか西なんだかわかりません。とにかく島周囲を走りました。丸い島ではないので、そのうち私たちがそれまでいたとおぼしき場所が対岸に見えてきたり、まあずいぶん走りました。そのバスの中で、自分の買ってきた果物を周りの客に見せてこれなんだ?という、「果物クイズ」を始めたおじさんがいまして、うちの教授はなぜかスターフルーツをもらって食べていました。

そしてようやくついたラハイナはなかなか素敵なところでした。