きつねのよめいり

猫と音楽と絵と時々男の料理

September 2008

明日から10月だというのに、また雛の子育て中

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めじろです。まだ目の周りは白くないです。

とにかくよく食べます。そしてウンチの量が半端じゃないです。
食べた分とそう変わらないんじゃないかってくらいよく出ます。
なのに、どんどん体は大きくなっています。不思議。

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 タマゴから育てたキジを放鳥しました。無事生き延びて欲しいですが、どうなるでしょうか。
 ずっと野生にいたものが何らかの事情で飼育下に置かれたのなら、多少のハンデがあっても野性に戻した方がいいのかなぁ、と思うことはあります。とは言え、安全でごはんに困らない室内と、彼らにとってどっちが幸せなのか、考えたところで本当のところはわかりません。仮に私がカモメみたいな海鳥だったら、もうあんまり飛べなくて海に落ちて溺れるとしても、飼育ケージの中じゃなくて海で死にたいと思うだろうな、とは考えるのですが。
 今回の子は外に出るのも初めてだったので、そこのところどうだったのでしょうか。考えても答えは出ないのですが、やっぱり悩むところです。

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 先日、大学時代の先輩と久しぶりに待ち合わせてご飯を食べてきました。何度行っても東京駅は広いです。ひよこの存在感がすごかったです。
 先輩の髪型が今までのイメージと違って素敵だったのですが、そこに至るまでには「涙なしには語れない」過程があったようです。複雑で長かった上、エレベーターに乗ったりお店に入ったりするたびに話が分断されたので、聞き終わるまでに2時間近くかかりました。壮大ですね。

 仕事に行くので自宅を出て、鍵をかけるのだけど、ドアノブを回すと勝手に鍵が開いちゃう夢を見ました。
 何度トライしてもだめで、これじゃ仕事に行けないよ、と思っていたら、大学時代の先輩が通りがかり、
「その部屋、去年まで僕が住んでたけど、その時も鍵はかからなかったから大丈夫だよ」
と言い、去っていきました。

何が大丈夫なんだかわかりませんでした。

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 ここからは現実の話です。

 学生さんが今日まで病院に実習に来ていました。先日たまたま私が見ていたカルテのペットの名前が怪獣っぽいごつい名前で、
「これ怪獣みたい…」
と見せたところ、
「ゴジラに出てくる怪獣です!」
と元気な答えが返ってきました。
院長が
「昭和○○年くらいにやってた」(←少し詳しいらしく、やや得意げ)
と入ってくると、
「いえ、△△年です!」
と返していました。
 ものすごくゴジラに詳しかったです。普段の実習中は実に大人しい青年だったのですが、ゴジラに関しては積極的で、一聞くと三、四くらい瞬時に返ってきます。そしてゴジラの話のときは目がきらきらしていました。

 ちなみに、ゴジラの本当のライバルはメカゴジラじゃないんだそうです。知らなかった。

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 札幌の先輩が結婚すると聞きました。見た目は怖いですがびびらず近づいてみるとよい人、の典型でした。おめでとうございます。お祝いの席では雨、降りませんように。
 

 お店に行ったら「新キャベツ」が売られていたのですが、平べったくてどう見ても冬キャベツでした。…そもそも今、新キャベツの収穫時期じゃないし。
 元群馬県民甘く見るなよ!

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 空気を入れ替えようと思って窓を開けたら、その瞬間、待ち構えてましたとばかりに茶色いゴキブリが外からダイブしてきました。びっくりしました。ゴキブリが気持ち悪いっていう人の気持ちがわかりました。気持ち悪かった。

 まだ汁出てます。かゆさも持続しています。いったい何に刺されたのか見当がつきません。

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 通勤で使う道で毎日のように出会う猫が何頭かいます。だいたい朝ではなくて夜なのですが、みんなかわいいです。
 そのうちの一匹はいつもある家の前にいて、玄関前で座っていたり駐車スペースで寝ていたりするのですが、今日見かけたときはその家からお客さんが出て行くところで、猫は玄関のちょっと斜め前、たぶんお客さんの出入りに邪魔にならなさそうな位置からやっぱりじーっと家の中を見つめつつ、座っていました。
 もう一匹はいつも公園の端っこにいて、なぜかいつも一本の木の前に座り、ずっと木の枝を見つめているのですが、人が通ると気になるらしくて、通行人と木の枝とを交互にちらちら見ています。こちらとしては彼の視線の先の木の枝に一体何がいるのかが気になります。

 外で猫が生きていけない(冬を越せない)札幌じゃ見られなかった光景です。


 あれからゴキブリは見ていないのですが、昨日の昼間、片方の二の腕が突然かゆくなって、虫刺されのような痕が数箇所できて腫れてきて、今日には水ぶくれになりました。なんかの虫だと思うのですが、思い当たりません。ゴキブリではないと思います。

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 セロリをたっぷり入れてトマトソースを作ったら、当然のようにセロリの味しかしませんでした。セロリ好きなので満足です。

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現在人工哺育中↓

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 ハクビシンの赤ちゃんです。目が開くか開かないかで、落ちていたのを拾われてきました。
 農作物を荒らす嫌われ者で、外来種とも、在来種とも言われています(要ははっきりわからない)。つまりは、カラスなんかと同じく「害獣」なのですが、どうすればいいんだろうなぁと常々思います。
 獣医の本来の仕事、というか存在意義が「人間の生活を守る」ところにある以上、こういう動物を増やすことはもとより、少なくとも人間の生活圏からは減らす努力をしなければいけないのかもしれません。現に、ハクビシンでお困りの農家のかたはたくさんいらっしゃるので…。
 でもこんなのが目の前にいたら、まず「ミルクあげなきゃ死んじゃう」っていうのがとっさに思うことで、害獣だとか外来種だとか、そういうことはあとから思い出してどうしようか…と悩むわけです。切り捨てる覚悟というか、とっさに割り切る度胸はまだありません。若輩者だからでしょうか。今後しばらくのテーマです。

 外来種に関しては、考えるところがまたそれはそれは沢山あるのですが…。言えるのは、日本の生態系を「急速に」変えつつあるのはなんとかしないとなぁ、ということです。

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 いつの間にか腕の水ぶくれが破れてなんか汁出てた!


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