きつねのよめいり

猫と音楽と絵と時々男の料理

January 2008

 最近、ハクセキレイをよく見ます。今の季節だと白黒灰色のおしゃれ色で、細長いかわいい小鳥です。
 足の動きが見えないほどの高速回転で走るのですが、その時大抵、足以外は動いてません。顔も体も表情もそのままに、つーっと体が移動してる感じです。ゆっくり歩くことも出来るのですが、その時はなぜか鳩のように頭を前後にさせています。
 もうひとつ、彼らのかわいい特徴として、立ち止まっているとき、尻尾をピコピコ上下に動かしていることがあるのですが、今日見たハクセキレイは道路の真ん中でピコピコしていました。
 あっ、そこはだめ、そこあぶないから…

 思わずピコピコにドキドキしました。

 うちの周りには何にも無くて、しかも最近よく晴れて寒いので、星がきれいです。小さい頃は早見板など無くても、大抵の星座はいつの季節どこに見えるか覚えてたし、実際に探せたのですが、多くはもう忘れてしまいました。

 昨夜はでかいオリオンとか冬の大三角とか、背筋がぞくぞくして正視できないくらいよく見えました。

 というのも、星は好きなのですが、同時に夜空は怖くて一人ではまともに見られないのです。昔から…
 なぜでしょう。何が怖いのか自分でもよくわかりません。

 どうでもいいのですが、日本や中国の星座にまつわる逸話って、「生きてるときは大変な境遇だったけど、死んだら空に上って星になることができた」というのが多いような気がしますが、ギリシャ神話だと、神様が何かしらやらかして、収拾がつかなくなって「やばい、やばい」って空に放り上げて星座にしてしまいました、っていうのが多すぎる気がしました。人間臭くて私は好きです。

 大学でお世話になった、研究室の先生と後輩が、実験のサンプリングのため千葉にやってきました。前日夜から雪の予報で、雪にすこぶる弱い関東平野の空港はちゃんと機能するのか懸念される中、大して雪が降らなかったおかげか、予定通り着陸したようです。
 サンプリング夜の部は飲み会…ということで、久しぶりに皆さんに会ってきました。なぜか研究室の秘書さんもいたり(昨年から来た人なので初対面でした)、全く初めて会う後輩さんがいたり、だったのですが、全然そんなの気にならないくらい打ちとけるのが早くて、私の知る研究室の雰囲気そのままの、居心地いい時間をたっぷり過ごさせていただきました。

 この新しい秘書さん、研究室のアイドルである、とかげのケンシロウを実に良くかわいがってくださっているようで(「うんこの世話以外は全部やる」そうです)、携帯にケンシロウ写真集を撮りためていらっしゃいました。もうすぐ教授は定年退職なので、今部屋の片付けが忙しいらしいのですが、机でしばしば発生する雪崩や、発見される化石などに翻弄されているそうです。教授はすぐに片付けに飽きてしまい、「退職したら暇になるから、それから片付けよう」とか言っているようです。
 あぁ、楽しそうだなぁ。見てる分には。
 
* * * * *

 ちなみに私の初めてのサンプリングの日は、出発する千歳空港が大雪で閉鎖して順延になりました。しかたなく空港から先生の車で札幌まで帰る途中、あちこちで車がごつんごつんぶつかったり、路肩に停めたが最後、あっという間に積もる雪に埋まって動けなくなったりという光景に目が慣れる…という一種異様な体験でした。
 私たちも埋まりました。知らない人がスコップで助けてくれました。

 なめこのお味噌汁を何日か前に作ったら、日に日に汁のとろみが増しています。温めて、冷める過程でちょうどいい温度になって、なめこの菌糸でも増えてるのかしら、とか適当なことを考えていますが、とにかくすごいです。
 たぶん傷んでない…と思う。
 なめこのポテンシャルの高さを思い知りました。多少度が過ぎている気もしますが、とろみは体が暖まるからこの時期ちょうどいいはずです。

 とろみ、って書くと優しい感じですが、ぬめり、だと嫌な感じです。状態は同じようなものですけど。

 一昨日、猫をもらってくれた友達の家に泊まりに行って、翌日帰りの電車から外を見ていたら、最寄り駅のひと駅前を出た辺りからなんか白いなぁ…と思っていたところ、着いたらうちの周りは雪が積もっていました。
 まだ溶けません。寒いです。部屋も寒くて、手がかじかんで字が書きづらかったです。あんまり寒いので、みかんは出窓に置きっぱなしですがいい感じで冷えています。部屋の寒さだったら、札幌にいた頃より断然寒いです。二重窓は偉大でした。

 ちなみに猫はすっかり我が物顔で、もうここ僕のうちですから、と言わんばかりにリラックスしていました。きっともう大丈夫。
 迷惑かけるなよ、と念を押して帰ってきました。

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