きつねのよめいり

猫と音楽と絵と時々男の料理

October 2005

先週1週間、学会がハワイのマウイ島で開催されており、発表のため行ってまいりました。
先生や先輩との共同生活をはじめ、いろんな意味での非日常を体験してきましたので、忘れないうちにちまちまとしたためてゆきます。


 海外は初めてではないのですが、最初で最後の前回が13年前だったのでまあ初めてに限りなく近いです。そんなわけで色々不安も大きかったのですが、学会も近づく中、教授に言われました。
「オープンカーを借りたぞ」
 実は学会会場というのが相当な高級リゾートホテルだったので、宿泊はみんなでコンドミニアムを借りて…ということになっていたのですが、オプションで車を借りたわけです。

学会会場にオープンカーで…

が、問題はその車が大人2人子供2人乗り用だったことです。
私たちは大人3人…
乗れるのか
というところです。


 そんな若干の問題を抱えつつ、出国の日を迎えました。
 成田国際空港で時間をもてあまし、歩き回っていたとき、あるお店で身長60cmあまりのカリフォルニアレーズンと邂逅しました。

f3912daf.jpg

 ほんとは写真撮りたかったんだけど、恥ずかしかったからスケッチにしました。
 みなさんはこの人をご存知でしょうか。
 このアフリカ系の彫りの深い顔、顔から生えた細い手足、なによりレーズンが個体としてのキャラクターとして成り立っていることがもうツボです。
 実は私は13年前のアメリカで彼とは出会っており、弟と爆笑したのを覚えてます。それゆえ、まだ消えてなくてよかったねという気持ちさえ芽生えました。
 最近のアメリカのアニメでスポンジボブという、台所用スポンジ(かわいくない)が主人公のものがあるそうですが、個人的にはレーズンを推したいと思います。

 こうして記憶の中のアメリカに出会った後、一路南へと飛び立ったわけです。
 
 

いろいろありましたがなんとか生きて戻ってきました。
卒論頑張ります。

バンドで春に行うライブの曲など決めたりしたのですが、
昔やった曲を聴いていると、
なんかバンドの軌跡をたどるようでしみじみします。
最近しみじみしてばかりです。


明日から学会のため一週間ほど南の島に行ってまいります。

教授と先輩との三人暮らしが始まります。

教授が大人二人+子供二人用の車(しかもオープンカー)をレンタルしたところから、いったいどんな旅になるのか予想も出来なくなりました。
無事に帰ってきたいです。
何事もなく…というのはもうあきらめてます。

今朝メインストリートを自転車で学校に向かって北上していたら、前方で自転車にまたがったまま木の写真をぱちぱち撮っているおじさんがいたのですが、近づいてみたらうちの教授でした。自転車に乗れることを知らなかった、というより普段教授が自転車に乗れるかどうかなんて真剣に考えたことがなかったので、新しい何かを見てしまった気持ちでいっぱいです。

* * * * *

 私の住んでいるマンションの自転車置き場に、ここ2、3年の間、数日にいっぺんは訪れ続けているカラスがいます。
見た目は至って普通のカラスで、とめてある自転車や自転車置き場の屋根にとまったりしているのですが、鳴き声が変わっていて、その辺のカラスとなんか違うのです。字で表すのは難しいのですが、敢えていえば
「あぉ」
という感じで、猫が甘えているようなごろごろニュアンスも含んだ音です。
カラスはものまねも結構するらしく(練習もするらしい)、このカラスもたぶん何かをまねて練習したんでしょうが、いまいち分かりません。
練習が足りてないようです。

* * * * *

 先日夜、学校帰りママチャリ乗ったサラリーマンぽい人に「遊びに行きませんか」と声をかけられました。最近では千葉で変な外人、半年以上前にはスキンヘッドのおにいちゃん、もっと前には酔っ払いのサラリーマン、・・・

私をなめるな

と言いたいです。

札幌はすっかり寒くなりました。
旭川では初氷だそうですね。
そろそろ自転車で風を切るのも辛い季節に入りつつあります…。


 学会の資料も形になり、今日も卒論を書き進めていたのですが、ちょっと気分転換にと、三月に受ける獣医師国家試験の勉強でもしようかしらと資料集を開いたら、魚の寄生虫のページでした。寄生虫って、おそらく他の同じ大きさの生き物に比べたら、必要なくなって退化してしまった器官が多いからだと思うんですが、ビジュアル的にのっぺらぼう的な気持ち悪さを持ったやつが多いなあと思います。どこが顔だか分からない、得体の知れなさはいもむしに通じるものがあります。
 そのとき、昔魚を切ったときのアニサキス(以下アニー)との邂逅を思い出しました。

 その日はちょっと大き目の魚の切り身を買って帰り、さっそくまな板に載せて切れ目を入れたら、アニーが二匹、にょろっと飛び出してまいりました。私は数秒間フリーズした後、彼らをそっとティッシュに包んで燃えるごみとして捨てました。その間たぶん1分間ほどだったと思うのですが、もう忘れません。あ、魚は問題なく食べました。
 後で友達に話したところ、彼女もアニーに出くわしたことがあり、
「せっかく気持ちよく食べようと思ってたのに(アニーが)出てきて腹が立ったから、フライパンで、(アニーを)焼いた」
とのことでした。

*万一生のアニーを食べてしまうと、胃にアニーが突き刺さって大変な思いをしたり、それを気合で乗り越えて忘れたころに二度目のアニーを食べてしまうと、激しいアレルギー反応を起こすこともあるので、侮れません。

 私は彼らとはそれ以来出会っていませんが、もう出会いたくありませんが、なんだか「手のひらを太陽に」の最後のフレーズが聞こえてくるようです。 

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