きつねのよめいり

猫と音楽と絵と時々男の料理

 国家試験が近づき、自分たちで勉強会を行うための資料の提出の締め切り時間がだいぶ過ぎました。でもまだ出してない人もちらちら。
 日程的に大変だったのはありますが、それはみんな同じなわけで、それ以前に締め切りを破るのは社会人になるにあたってだめだろう!と思います。
 もっとも、とうに信頼される人間としてはもうだめな域に入ってると思います。
 というわけでやや怒り心頭ですよ。
 ねえ。

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 しばらくお菓子作っていなかったのでまた作りたくなってきて、おととい、チーズケーキを作りました(焼かないやつ)。ただのチーズケーキではつまらないと思い、りんごを砂糖でちょっと煮て一緒に混ぜて固めました。
 ゼラチンを溶かして混ぜて冷蔵庫に入れて数時間、きれいに固まりました。
 りんごの皮の色もきれいに出ました。

 しかし、ゼラチンが多かったようで、プルプルというかつるつるというか、とりあえずチーズケーキにはあるまじき食感でした。
 もっと練習します。

 あと一人で食べると太るから学校に持っていこうと思ってすっかり忘れました。
 ごめんなさい。
 

時々、私の創作意欲は生理的三大欲求に勝ることがあります。
寝ないでもしくは食べないで何か描いていたり。

気をつけます。

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 今日はとても冷えます。
 粉雪がこれでもかと降ってきます。
 うちに林檎があるのでこれでチーズケーキを作ろうと思います。
 創作意欲いっぱいです。

 先日、時計台ライブのチケットとビラを作りました。何度も書くようですが、HOT RICE & プルトラビッチェのブルーグラスライブ、題してPinckin' on Tickin' Towerは来年3月16日の木曜日夜6時半kick offです。

 こうして準備しているときが一番楽しいなあといつも思うのですが、バンド活動も同じかなと時々思います。
 もちろんバンドでライブに出たり、自分たちのCDを作ったりするのはとても楽しいし、楽しみです。でも、それまでの普段の練習だとか、録音会での多少辛い思い出とか(車の鍵をなくしたり、腕が上がらなくなるほど弾いたり)、バンドとしての積み重ねがあるからこそ楽しいんだと思います。そして本当に楽しいのは普段の積み重ねの部分だからこそ、こうやって続けられているんだとも。

 そんなわけで今日もバンド練習をして、バンドに感謝しつつ、バンドっていいなあと改めて思った次第です。

疲れが溜まりつつあるのか、体のあちこちの調子がいまいちです。
すごく具合悪いわけではないのだけど、
あちこち、ちょっとずつ。
ちょっと休みたいなあと思う最近です。

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 学会最終日、かつ発表当日、ポスターの設置は朝8時までに行わなければならないため、朝7時くらいに出発することになりました。
 駐車場内を車走らせていたら、突然地面がもこもこと動くのが見えました。
 ウズラの大群でした。
 彼らはもこもこと散っていきました。びっくりさせてごめんなさい。

 天気も良くて程よく暖かく、でも気合を入れてスーツを着ていきました。
 会場に着いたら早速設置開始です。先輩の設置場所は大きなホールの中でしたが、私の場所は大きな庭の前の渡り廊下でした。渡り廊下というより、かろうじて柱と天井がある(でも高い)、屋外の通路でした。リゾートの入り口の庭なので大きな木が立っていて、泉もあって、なんかとても良い場所でした。

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 そんなわけでわくわくしながらポスターを貼り始めました。これまでの学会経験を生かし、かさばらない、傷つかない方法で折りたためる上広げるだけでもう貼れる、日本から持ってきた特製ポスターを広げていたのですが、

 パネルの位置が高かったです。
 ついでにいうと広げたポスターが大きかったです。

 一人でどうにも出来ずにもがいていると通りかかった教授が手を貸してくれました。

 何とか貼り終え、ほかの皆さんのポスターを眺めてみました。
 規定サイズが指示されていたにもかかわらず、パネルから大幅にはみ出しているポスターや、画鋲でA4くらいの紙を数枚並べて貼っただけ(しかも斜め)など、とても自由奔放でした。

 ひとまず、発表時間まで、シンポジウムを聴いたりポスターを読んだりすることにしました。シンポジウムでは私の研究にちょっと関わる話もあったりして興味深く聴けました。メモもとったのですが、講演者の話すとおりに図解を作った上から大きくばってんが描かれ、横にわからんと書き残してあります。

 発表時間も近づき、コーヒーにクリームをたくさん入れて飲みながら自分のポスターの前に行くと、パネルの枠に名刺が何枚かはさんでありました。そういえば他の人のところにもあったりなかったり。なかには名刺入れを用意して置いてあるポスターもありました。後で知ったのですが、「この研究について詳しい情報が欲しいからここに送って」という意味らしいです。知らない人が興味を持ってくれるのはなんだかうれしいです。

 そうこうしているうちに発表の時間になりました。発表といっても1時間ほど自分のポスターの前に立ち、見てくれた人に説明したり質問を受けたり…を2回に分けて、だけなので、だいぶ気は楽でした。

 最終日だったので全体的に人が少ないような気もしなくはない雰囲気の中、一人のおじさんが私のポスターの前で足を止めてくれました。

このぶろぐもだんだん多くの人に見られるようになってきてしまいました。
もう、人間の三大欲求の一つは排泄欲だと思ってた、とか恥ずかしいことはそうそう書けません。

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 風邪が微妙に続いていて、声が変わりました。基本的には変わっていませんが高い部分が出ません。低くシフトした気もします。実は先日の遠友夜学校で歌っている途中に「あ、これはおかしい」と気付いたのですが…。

 そんななか国家試験の勉強会のための資料を作り続け、今日やっと出来上がりました。
 私が担当する「毒性学」では毒のある生物も紹介しています。いろんな生き物がいるのですが、恐ろしい毒をもつ有名な動物といえば、
スベスベマンジュウガニ
でしょうか。
 先日サークルの後輩のフィドル弾きのS嬢に教えたところ、思いのほかつぼにはまったらしく、しばらく「すべすべ…」とつぶやいてはぷっと笑っていました。
 写真を見たのですが、けっこうすべすべです。
 でもふぐ毒を持ってるので見つけても食べないでください。

 うちの研究室の助教授は学生の頃、このスベスベマンジュウガニのことをもっと調べたくてこの研究室に来たそうですが、結局できず、モクズガニというかに(バッファローと命名)の研究をなさったそうです。
 バッファローについては、脱皮したのを「バッファローが増えた」と叫ばれたり、仲間のかにが薬物投与(甲羅に穴を開けて投与して接着剤でふさいだ)の次の日みんな浮いてたりと色々なエピソードがあります…。


今後はますます試験に向けて忙しくなります。
早く健康になりたいです。

遠方より来た友人は雪と冷たい空気を懐かしみつつ、寂しがりながら昨日帰ってゆきました。
来年からは私も彼女の住んでいるところにだいぶ近づきます。
札幌は寒いです、でも雪とか氷とかもぜんぶ好きです。離れることがわかっていると、よりいとおしいです。

* * * * *

 昨日は遠友夜学校でした。以前からお伝えしていたように、簡単に言ってしまえば市民公開講座です。お題、講師は毎回変わります。講師は北大の学生さんから教員、一般市民の皆さん、と色々です。
 卒論発表4日後の昨日、私も初講義、やってまいりました。私はブルーグラスの歴史と背景の講義にライブ演奏を交えて、というテーマで臨んでまいりました。プルトラビッチェの皆さんを引き連れて。
 発表という行為はよいとして、発表にあたってレジュメを作ったりだとか色々調べ物したりだとかにとても時間がかかるわけで、実はこの2週間ばかり、卒論発表前にもかかわらず着々と準備をしていたわけです。

 ので、最初は個人的にまわりにぶーぶー言ったりしていたのですが、昨日実際にやってみたらとってもいいライブができました。
 打ちっぱなしのコンクリートで支えられたガラス張りの近代的な建物に、床や天井はログハウス風に木が使ってあって暖かい雰囲気、照明は間接照明と白熱光のスタンドというとってもおしゃれな空間でした。しかもお客さんじゃなくて生徒さんがとても近い。音もよく響きます。最後には想定外のアンコールまで頂いてしまいました。
 そんなわけでバンドメンバーたちもかなり楽しめたようです。講義が終わった後にはお菓子や飲み物も頂きながら生徒さんたちとお話をする機会もあったのですが、元気をもらいました、などの言葉をいただき、逆に感激してしまいました。

 私たちが大好きなブルーグラスを、ブルーグラスが音楽だとも知らない人に聴かせ、その良さや楽しさを伝えたいというもくろみは成功したようです。楽しかった、の一言に尽きます。

 そして終わった後でマンドリン弾きさんにサンタのトナカイは全部♀だ、という豆知識を教えてもらいました。なぜなら…という部分で話がさえぎられてしまい、聞けませんでした。気になってます。教えて。
 あとうちの教授(遠友夜学校の校長)のことを、若干名のメンバーが「もじゃ先生」と呼んでいました。確かにうちの教授、ひげか人間か、というくらいひげなもので。

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