きつねのよめいり

猫と音楽と絵と時々男の料理

最初に。
エナガ生きています。

 昨夜は慣れない世話に時間がかかり、その後自分の用事を済ませていたら寝るのが遅くなってしまったのですが、今朝5時ごろからひっきりなしにぴいぴい鳴き声を上げ始めたため、眠いながらもごはんを作り食べさせ、自分は二度寝。
 仕事は午後からだったので8時くらいにようやく起き出し、最初にやったことはやっぱりエナガのごはん。おなかはすかせているはずなのですが、自分から口を開けてねだることはないため、くちばしをこじ開けてのどにごはんを突っ込む、という表現が正しいです。最終的に野生復帰が目標なので、人馴れしていないという意味では良いのかもしれませんが…。

 昨日病院に来たときは危ない状態でしたが、もりもり食べてうんちして、多少危機は脱したようです。まだまっすぐ体を起こしていられないのですが、一安心と言ったところです。

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 以前こうもりの人工哺育をしたときもそうでしたが、あまりに小さい命なので、緊張します。温度管理は大丈夫か、なにか不具合はないか、ちゃんと生きているか心配で何度も覗いてしまいます。


 今日はお持ち帰りによる集中的な世話はなし(あまり動かすのはかえって良くない)、これから順調なら病院で保育を続けることになります。拾っちゃだめ、なのですが、拾われちゃったものはなんとかしてやらないといけないですからね…。
 無事育て上げて放せればいいなと思ってます。

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エナガの雛です。
現在、つきっきりで保育中。

 今日の昼頃、病院に持ち込まれました。院長がこれまでに見たことないと言うくらい、小さい雛です。体重わずか8グラム。ピンポン玉サイズです。
 雛が元気で、巣が近くにあって…ということなら、拾っちゃだめだよということになるのですが、今日の子はだいぶ弱っていました。

 栄養失調なのか、体をまっすぐに保って起こしていることが出来ません。明日まで持つかな…というのが先生方の見解です。これは今夜乗り越えれば安心、という意味ではなく、明日まで持たせるのはむずかしい、明後日まで持つのはもっとむずかしい…ということで、なかなか厳しい状況です。
 だめかもしれないなら、やれることはやっておこうということで、今夜はうちにお泊りです。

 保温しながら、小鳥のすり餌とみじんにした菜っ葉、かたゆでたまごの黄身を混ぜた餌を挿し餌しています。以前すずめやツバメ、ムクドリ、ヒヨドリの世話をしたことはあるのですが、彼らはごはん!と叫びながら(たぶん)、口を開けてくれるので楽でした。が、このエナガは口を閉ざして、催促もしません。よってごはんは無理やり口をあけて突っ込んでいます。

 そんな状況なので、次の報告が残念なことにもなりかねませんが、もしうまくいったら、これからしばらくは買い物にもバンド練習にももれなくついてくる予定です。

友達と千葉市動物公園に行ってきました。

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ペンギンはフンボルト系のがっしりタイプが好きです。

 キツネザルたちとレッサーパンダも好きです。風太くんは立ってなかったみたいですが相変わらずの人気でした。かわいいこやぎもいましたが、オスは成長とともに顔がどんどんかわいくなく変化していく宿命を背負っているのがなんとも残念です。メスはかわいい顔のまま大人になるのに。

 お休みの日だったので人も多かったし、天気が良かったので暑かったです。5月でこんなに暑かったら、8月くらいには溶けているんじゃないかしら。ということが心配です。

 ともあれ、動物園はやっぱり楽しかったです。仕事でも動物、プライベートでも動物まみれ。



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おまけ:公園入り口に並んでいたおまる


嘘です、プランターです。
でも花が咲いてるのはリアルにおまるな気もします。

先日バンドで曲を決めました。
楽しみです。
リハビリしないと。
でも、せっかく曲を入れてもらったMDが突然ブランクになりました。
国試前にMDプレイヤーをコーヒー牛乳で溺れさせたのがじわじわ来ているようです。

* * * * *

 職場の先輩にピーナッツの甘露煮をいただきました。おいしいです。不思議な感じです。柔らかいピーナッツ。。甘納豆に近いかも。
 私はナッツがあまり好きではないのですが、もしかしたら固いのが嫌いなのかも、というひとつの結論が導かれつつある気がしないでもないです。ピーナッツバターやナッツクリームは好きです。しかし柿の種やキャラメルコーン中のピーナッツはなくていいと思うこともあります。



 さて、今日は暑かったです。夏日でした。26℃です。真夏です。でも私の住んでいる部屋はやっぱり寒いです。夏本番にこの特性を発揮することを祈っています。

 こんな天気がいいのだから布団が干したい…!と思いつつ、帰りが遅いので仕事がない日じゃないと無理なのです。今日みたいな日は太陽がもったいない気分でいっぱいです。

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昨日、病院にこんな生き物が来ました。

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カワラヒワという鳥の雛です。
夏の終わり頃、よく枯れたひまわりに群がって種を食べている印象があります。

 巣から落ちて人間に拾われてしまったのですが、本人はおなかをすかせている以外はいたって元気、ということで、一晩だけ同僚の先生が預かって餌を食べさせて、今朝、元いた場所と思われるところに戻してきたそうです。

 雛を拾ってはいけません、とよく言うのですが、このかわいい顔でぴーぴー鳴き続けるのを見ると、どうしても拾ってしまう人は少なからずいるようです。
 でも、たとえ巣から落ちた雛でも、親の目の届く範囲にいればちゃんと親が世話して育て上げるので心配ありません。ちょっとひどいことを言うようですが、雛が外敵に襲われるようなことがあってもそれは自然淘汰で、弱い個体、すなわち弱い遺伝子を残す手助けをするのはその摂理に反していると言えます。さらに言えば、理論的にはひとつがいの親から2個体以上の子供が大人になるだけで、その種の存続は保たれるわけなので、淘汰されそうな弱い個体までみんな成熟する必要はない…という考え方もあります。まんぼうが産む3億個の卵から大人になるのは2,3匹、というのはよく聴く話ですよね。
 もちろん、希少種だったり、人の営みが原因で淘汰されそうになっていたり、…色々な場合があるので、一概にどの対応が正しい、とは言えないことも多いのですけれども。

 とは言ってみたものの、この子もやっぱり親と再会できていればいいなあ…と願わずにはいられません。


 余談ですが、おなかがすくとほんとうによく鳴きます。機械のように鳴きつづけます。泣き止みません。アラームっぽいです。
 

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