きつねのよめいり

猫と音楽と絵と時々男の料理

 まだまだ日差しは暑いし、セミも朝からよく鳴いているけど、時折吹く涼しい風に秋を感じるようになりました。夜には秋の虫も鳴き始めています。
 やって来るのは感じているけど、自分から早く秋を先取りしたくて、スイートポテトを焼きました。
 
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 オーブンがあれば誰でも作れます。本当です。秤も計量スプーンも使いません。待ち時間にバンジョーも弾けます。

 秋本番が待ち遠しい。ひんやりした空気も、夏よりくすんだ色合いの風景も、長い夜も好きです。まだ少し先のことになりそうですが…

 高校野球ってどうしてこんなに面白いんだろう、と思います。仕事であんまり見てないけど。今日は駒大苫小牧のホームランを見たところで仕事に行かなければなりませんでした。
 以前、知り合いの人が、駒大苫小牧をしきりに「とまこま」と言っていました。略すなら「こまとま」だと思います。とまこま、だと苫小牧の略、しかも中途半端に一文字だけ。

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 今日まで札幌ではブルーグラスのお祭りをやっていたはずですが、雨は大丈夫だったのかな。行く人みんな楽しそうで、うらやましかったです。今年はまたお世話になった先輩方の結婚を祝う催しもあったようで、なおさら。前日に準備にいそしむお友達からメールをもらい、うずうずしました。行きたかったなぁ。
 その間関東は夏らしく暑かったです。まだまだ暑いです。

 今しがた、顔を虫に刺されて薬を塗ったら、揮発して目にしみます。いたい…
 早く秋来ないかなぁ…

 ヒバリの学校は現在、ヒバリ3羽とハクセキレイ2羽が同居で存続しています。ヒバリたちは走る走る、速いです。アナキンはまだはげています。ちょっと生えてきたような気がしたのですが、同僚の先生に「気のせいだよ」と言われました。
 ハクセキレイは相変わらずおしりをピコピコ振りながらぴいぴい鳴いています。

 ヒヨドリらしくなってきたひよちゃん、最近ヒヨドリ語でぐちゅぐちゅ独り言を言ったり、ヒヨドリらしい鳴き声でぴよぴよ鳴き始めています。
 しかも最近ものすごく攻撃的で、指を出すと結構強い力で噛みます。以前は人の指を見ると甘えた声を出しながら餌をねだっていたのに…。こいつめ、とにらみつけながらも、たくましく自然で生きていけそうな気がするのでちょっと安心しています。
 
 九官鳥はおしゃべりで有名ですが、九官鳥に近いムクドリも相当言葉を覚えるスキルを持っているらしいです。へんな言葉を覚えちゃったら大変なので気をつけないと。
 他におしゃべりする鳥といえばインコですが、うちの病院の患者さんのセキセイインコは飼い主さん曰く会話が成立するらしいです。具合を悪くしている同居インコに「痛いのか?」と聞いたり、飼い主さん(女性)が髪を切って帰宅すると、顔をじっと見た後、「…ママか?」と繰り返したそうです。うちのお父さんよりも観察力あるんじゃないかしら。

 終戦記念の日、いろいろな意見は聞くけれど、己の言葉で意見している人は日本人、あまり多くないんじゃないかと思いました。そもそも一体何があったのか、一言で何(誰)が良くて何が悪いと言えないことがたくさんあったはず、その先人の積み上げてきた時間と出来事の上に今がある事実、少し避けがちじゃないかしら。行うべきは、まず歴史を学び知ることではないかと。
 いいところもちゃんといっぱいある民族だと思うのです。それを誇るためにも。

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 2匹の野うさぎの子の人工哺育に挑戦していたのですが、先日1匹が亡くなり、後を追うように次の日にもう1匹も亡くなってしまいました。
 死への転帰が、見た目にはあまりに早く、直前まで座ってもぐもぐしていたのに、急に様子がおかしくなり、すぐに行った蘇生措置も間に合わないほどでした。
 離乳のタイミング、母親からもらえなかった腸内細菌…など、原因は断定できないものの、心当たりは全く無いわけではないので、次に子うさぎが来るようなことがあれば、今回の経験を生かして育て上げたいと思います。

 それにしても、もうすぐ放せるかな、と思っていた矢先のこともあり、また目の前でおかしくなってしまったのを助けられなかったのもあり、残念な気持ちも悔しい気持ちもあります。

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お月様でも仲良くしててね。

 昨日、今日と雷雨がすごいです。
 雷もすごかったです。でかい稲妻が走ってました。高校まで雷の里・群馬にいたのですが、自習のときにみんな窓際に並んで雷を眺めてたこともあったような気がします。先生が「雷でも見てろ」と言い残していった気がします。
 今日は特に、スコールじゃないかっていうくらいの勢いで、数分間で駅から職場までの道が水没しました。仕事に行こうかどうか一瞬迷うほどでした。ちゃんと行きました。回り道して。

 温暖化で熱帯化しているのかしら。地球温暖化の進行を防ぐために温暖化ガスを出さないようにする試みは大切なことだと思いますが、一方で、人の営みによるものではなく数百年、数千年のスパンで地球はこれまでも温暖化と寒冷化を繰り返しているのだから、もしかしたらどうしようもないことなのかも?と思うこともあります。
 でも人が自らの営みによって環境を壊すことの危険に気付き、そうならないように努力しようとし始めたことは良いことだと思うので、結果的にどうしようもないことでも、長期的には意味のあることだと思います。

 とりあえず、そんな感じで、今日は原因がわからず吐いたり下したりしているイヌやフェレットや小鳥がわさわさ来ました。
 

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